腰痛の予防策にも色々なものがありますが、とても手軽でコストも安いものの1つとして、腰痛クッションがあげられます。
現代生活において、通常椅子に座るという場合は、前かがみになる傾向が強いですが、この前かがみの姿勢は、腰、背骨などにとっては負担が大きく、立っているよりも腰には良くないと言われています。
椅子に座ってパソコンを使用することが多い方、運転をすることが多い方は、腰痛クッションを用いることで、かなりの予防効果が高くなります。
腰痛クッションは、痛みを緩和させ、また予防するために有用です。一般に使われているクッションや座布団などと違い、腰痛クッションは低反発素材で作られています。
低反発でない場合は、重さでかかった力と同じ力、反発力が発生する性質があり、椅子に使用しても、体重の重さと同等の力が腰に返ってきますが、低反発はこのリアクションを減らし、負荷を分散してしまうことができます。
また、椅子に座っていると、臀部まわりの血行がだんだんと悪くなってきます。このことから、足に血行がまわらずにしびれてきたり、腰の痛みが起きてしまいます。
腰痛クッションはこの血行による圧迫を緩和させるための形状を持っていて、また素材にもそのような工夫が施されているものが多くあります。
効果としては、1日中座っていても腰の痛みが起きない、または悪化しない、とか、痛みを忘れて仕事に没頭できる、などが多いようです。
また、座っていても体が疲れにくくなり、骨盤のズレも進行しなくなり、肩凝りなどの現象も起こりずらくなることが顕著です。
最初のうちはかなりの効果に驚いた、という方も多いようです。慣れてきても腰への負担は軽減されて、仕事もはかどってきます。
腰痛クッションは座布団などには使われない素材が使用されているものが多く、価格はやはり高めに感じられるものがほとんどのようです。
出来るだけ効果が長持ちして、値段が安いものを選ぶことが望ましいのではないかと思います。