腰痛には湿布やコルセット、または痛みが大きい場合にはブロック注射などの療法が主に用いられます。その他、筋肉が過度に硬くなってしまっているケースではマッサージをすることも良くあります。
このような状態で、マッサージ治療をしていく場合、緊張して硬くなってしまい、血流が滞って疲労物質が溜まった筋肉を緩め、血液の循環を良くして痛みを軽減させることができます。
病院などで受ける場合でも、条件によっては痛みがひどくなるという場合もあり得るので、よほど知識や経験がないところ以外では、受けないほうが良いでしょう。
また、腰だけではなく、足や腹部を揉み解していく場合もあります。特に足は腰の痛みによって代わりに上体を支えることが常ですので、太股をほぐして血行を良くすることはとてもよいことです。
そして、腹筋も効果的に揉み解すことで、血流を良くして運動効率をアップさせることができます。整体院ではよく骨盤などの体の中の歪みを矯正することで腰痛を緩和させることを試行します。
この場合も、腰を直接ほぐしたりせずに、他の部位の健康を取り戻すことで、腰痛への効果を期待します。このように、直接腰をほぐしていくという場合は、必要なケースだけにとどめておくのも大切なようです。
特に腰痛が悪化してしまうような場合は厳禁と考えるべきです。どのような腰痛患者さんにも高い効果があるということはありません。施術する側も出来るだけ優しく施術し、様子を見ながら治療を行うなどの、謙虚な姿勢が必要になるかと思います。
もし、治療中に少しでも痛みを感じたり、治療後に痛みが増してしまった場合などは、あなたの症状に合っていないものと判断出来ますので、今後は、出来るだけ避けるようにした方が懸命だと思います。