腰痛体操やストレッチはテレビなどのマスコミでも特ダネ扱いとして取り上げられることがしばしばあるくらい、取り組みたいと悩んでいる方が多い治療法ですが、最近特に話題になっている体操法が中川式ストレッチです。
中川式ストレッチは自宅でも簡単に取り入れることが出来る方法として、色々な特ダネ番組でも取り上げられました。
整形外科でも腰椎椎間板ヘルニア等の痛みに対するリハビリ法として導入されているところが多くなっています。
中川式ストレッチとは、阪神タイガースのトレーニングコーチや日本女子プロゴルフ協会トレーナーを務められた、中川卓爾先生が開発されたストレッチ体操です。
1960年代になると、日本でも広く用いられるようになり、中川卓爾先生が腰痛患者さんに指導をした時に驚くべき効果があったことから研究が開始されたとのことです。
特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症、分離症などに効果が高く、椎間板の中身である髄核が、姿勢を悪くしたり、栄養が偏ったりすることでずれてしまう状態を正しい位置に戻すことができる場合も多いようです。
しかし、腰の痛みが強い急性期には安静にしなければなりません。しかし慢性期でも今まで勧められることはなかったため、間違いではないか、と患者さんから聞かれることも始めは多かったようです。
有名なところでは、駅伝の強い実業団、日本のプロ野球球団、数々の有名ゴルファーなどでも、このストレッチ体操を導入しているそうです。また、都内や地方の整体院でも多く用いているようです。
腰痛体操にはこの他にも多くの種類があり、中にはとても効果が高いものもあります。
中川式ストレッチはあくまでもその中の1つではありますが、30年間で50万人以上の方が試し、効果のあった方法ですので信頼して良いかと思います。